健康診断の検査結果がよくわかる!各検査の詳細を解説

血液検査の結果の見方

血液検査の結果

血液検査は健康診断や人間ドッグでは必ず行われる検査になります。

採血方法は、お馴染みの注射器を使用して血管から血液を決まった量だけ採取して行なわれます。

腕から血管が確認できない場合には、手の甲や脚の血管から採取する場合もあります。

採取された血液は詳細な検査に回され、検査結果から現在の健康状態を知ることや様々な病気の発見に繋がります。

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項目正常値異常値で疑う病気
RBC(赤血球数)男性410万~530万 女性380万~480万 個/mm3高値の場合・・・多血症 低値の場合・・・貧血など 赤血球数が少ない場合、体内に運ばれる酸素量が減り立ちくらみや貧血症状を起こします。
WBC(白血球数)4,500~9,500 個/mm3高値の場合・・・扁桃炎、肺炎、胆のう炎、腎盂炎、急性虫垂炎、白血病、外傷など 低値の場合・・・再生不良性貧血、悪性貧血、骨髄障害、脾機能亢進症など 白血球数の増加は、炎症やウイルスなどの感染による体内の異変を示します。
血小板数20万~40万 個/mm3高値の場合・・・原発性血小板血症、慢性骨髄性白血病、多血症など 低値の場合・・・特発性血小板減少性紫斑病、急性白血病、再生不良性貧血、肝硬変など 血小板数が少なくなると出が止まりにくくなり、逆に増加すると血が固まりやすくなる。
Hb(ヘモグロビン)男性14~18 女性12~16 g/dl高値の場合・・・多血症※新生児や生理前の高値は心配ありません。 低値の場合・・・貧血 鉄欠乏製貧血の有無が血液中の血色素濃度を調べることによりわかります。高齢者は数値が基準値より少し下回る場合があります。
Ht(ヘマトクリット)男性39~52% 女性35~48%高値の場合・・・多血症 新生児や生理前の高値は心配ありません。 低値の場合・・・貧血 ヘマトクリットとは、血液全体の赤血球の割合(血液の濃さ)を示しています。妊娠中の女性はやや低くなります。
CRP(C反応性蛋白)~0.3高値の場合・・・感染症、悪性腫瘍、自己免疫疾患、組織壊死、炎症性疾患など あらゆる炎症、感染症の有無とその程度がわかります。
MCV80~100  fl高値の場合・・・葉酸欠乏症貧血、ビタミンB12欠乏症貧血など 低値の場合・・・鉄欠乏症貧血、慢性疾患に伴う貧血など 貧血の原因を調べられる。
MCH26~32 pg
MCHC32~35 %
好酸球1~5 %高値の場合・・・アレルギー性疾患・寄生虫病・気管支喘息・甲状腺機能亢進症など低値の場合・・・クッシング症候群など
好中球40~60 %高値の場合・・・痛風・心筋梗塞・外傷・扁桃炎・尿毒症・心筋梗塞・白血病など 低値の場合・・・インフルエンザ・ウイルス性肝炎・敗血症・再生不良性貧血など
好塩基球0~1  %高値の場合・・・慢性骨髄白血病・アレルギー性疾患・甲状腺機能低下症など
リンパ球30~45 %高値の場合・・・バセドウ病・ウイルス感染症・結核・副腎機能不全など 低値の場合・・・悪性リンパ腫・エイズなど
単球4~10 %高値の場合・・・結核・慢性骨髄性白血病・溶連菌感染症など
AST(GOT)10~40 U/l高値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、肝がん、脂肪肝、急性心筋梗塞、進行性筋ジストロフィ症、多発性筋炎、筋無力症、激しい運動、溶血など 肝臓・心臓・筋肉などの臓器の障害に反応を表す。
ALT(GPT)5~42 U/l高値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、肝がん、脂肪肝、急性心筋梗塞、進行性筋ジストロフィ症、胆汁うっ滞、伝染性単核症など 肝臓の障害に反応を表す。
γ-GTP男性70以下 女性40以下高値の場合・・・アルコール性肝障害、アルコール性脂肪肝、常習飲酒、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、胆道炎、胆道閉鎖、胆道がん、胃がん、肺がんなど 肝臓や胆道の障害、飲酒での肝臓細胞への障害などがあると数値が上昇します。
ALP110~340 IU/l高値の場合・・・急性肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変、肝がん、原発性胆汁性肝硬変、胆管がん、総胆管結石症、硬化性胆管炎、骨軟化症、骨肉腫、転移性骨腫瘍、小児期、妊娠末期、甲状腺機能亢進症、尿毒症など 肝胆道系組織に障害があるとLAP数値が上昇します。
LDH120~242 IU/l高値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、急性心筋梗塞、、うっ血性心不全、多発性筋炎、筋ジストロフィ、悪性貧血、白血病、溶血性貧血など 肝障害、心疾患、溶血性疾患などで数値が上昇します。また運動によって上昇します。
アミラーゼ(AMY)50~160 IU/l高値の場合・・・急性膵炎、慢性膵炎、膵のう胞、流行性耳下腺炎、十二指腸潰瘍、腸閉塞、腹膜炎、卵巣がん、腎不全 膵臓が障害を受けると血液中のアミラーゼは高値になります。
コリンエスタレーゼ(Ch-E)200~495 IU/l高値の場合・・・ネフローゼ症候群、脂肪肝、糖尿病、甲状腺機能亢進症など 低値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、胆道閉塞症、膵炎、薬物中毒症など 肝臓のタンパク質の合成能力、栄養の状態、糖質代謝の状態を調べます。
総タンパク(TP)6.8~8.3 g/dl高値の場合・・・自己免疫疾患、慢性炎症性疾患、肝硬変、悪性腫瘍、感染症、多発性骨髄腫、マクログロブリン血症など 低値の場合・・・栄養摂取不足、腸吸収不良症候群、急性肝炎、肝硬変、ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症、急性感染症、慢性消耗性疾患、全身性浮腫、日焼けなど 血清中の総蛋白の値から肝臓・腎臓の機能を調べます。
TTT0~7 U高値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、多発性骨髄腫、膠原病、慢性感染症など TTTは肝機能、多発性骨髄腫が疑われるときときに検査し ます。
ZTT4~12 U高値の場合・・・急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、多発性骨髄腫、膠原病、慢性感染症など TTTは肝機能、多発性骨髄腫が疑われるときときに検査し ます。
アルブミン(ALB)3.8~5.3 g/dl高値の場合・・・血液濃縮(脱水症) 低値の場合・・・栄養摂取不足、腸吸収不良症候群、急性肝炎、肝硬変、ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症、急性感染症、慢性消耗性疾患、全身性浮腫、日焼けなど 肝臓・腎臓の機能を診ます。
A/G比1.3~2.0高値の場合・・・無γ‐グロブリン血症、低γ‐グロブリン血症など 低値の場合・・・栄養摂取不足、腸吸収不良症候群、急性肝炎、肝硬変、ネフローゼ症候群、蛋白漏出性胃腸症、甲状腺機能亢進症など 低蛋白血症や高蛋白血症を疑う場合に調べます。
T-Bil(総ビリルビン)0.2~1.0  mg/dl高値の場合・・・溶血性黄疸、新生児黄疸、急性肝炎、肝硬変、原発性胆汁性肝硬変、肝内胆管閉塞、総胆管結石など 黄疸の程度を測ります。
B-Bil(直接ビリルビン)0~0.3  mg/dl高値の場合・・・急性肝炎、肝硬変、原発性胆汁性肝硬変、肝内胆管閉塞、総胆管結石など 総ビリルビンと共に肝疾患の診断、黄疸の鑑別などを診ます。
プロトロンビン(PT)10~12秒(活性80~100%)高値の場合・・・血液凝固因子欠乏、ビタミンK欠乏症、重症肝障害、播種性血管内凝固症候群、薬剤(ワルファリン、ヘパリン)の影響など 出血してから肝臓で血液凝固因子が出来るまでの時間を計り、血液凝固の異常や肝機能障害を調べます。
中性脂肪(TG)150未満 mg/dl高値の場合・・・糖尿病、肥満、動脈硬化、痛風など 低値の場合・・・甲状腺機能亢進症、下垂体機能低下症、肝硬変、アジソン病など 血液中の脂肪の一種で、基準値を超える場合には生活習慣病リスクが高まります。
総コレステロール220未満     mg/dl高値の場合・・・家族性高コレステロール血症、糖尿病、ネフローゼ症候群、動脈硬化症、多発性骨髄腫、閉塞性黄疸、甲状腺機能低下症、妊娠など 低値の場合・・・無β-リポ蛋白血症、低β-リポ蛋白血症、LCAT欠損症、甲状腺機能亢進症、重症肝障害、下垂体機能低下症など 脂質の一部でコレステロールが多いと動脈硬化などの病気を引き起こす可能性があります。
HDLコレステロール男性40~86 女性45~96 mg/dl高値の場合・・・家族性高αリポ蛋白血症、閉塞性肺疾患、原発性胆汁性肝硬変、アルコール飲用、運動など 低値の場合・・・LCAT欠損症、LPL欠損症、糖尿病、肥満、脳梗塞、冠状動脈硬化症、慢性腎不全、肝硬変、甲状腺機能異常、喫煙など HDLコレステロールが減少すると動脈硬化などの病気を引き起こす可能性があります。
LDHコレステロール65~139未満  mg/dl高値の場合・・・動脈硬化症、ネフローゼ症候群、糖尿病、肥満、家族性高コレステロール血症、閉塞性黄疸など  低値の場合・・・肝硬変、慢性肝炎、甲状腺機能亢進症、家族性低コレステロール血症など 悪玉コレステロールです。検査から動脈硬化症などの危険性を推測することができます。
血糖(BS)70~110  mg/dl高値の場合・・・糖尿病、膵疾患:膵臓がん、膵炎、先端巨大症、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、胃切除後、ストレス、肥満など 低値の場合・・インスリノーマ、肝硬変、糖原病、ガラクトース血症、過剰のインスリン注射、激しい運動、絶食など 血液中の糖分のことで血糖値は糖尿病を調べる上で重要な検査です。
尿素窒素(BUN)8~20  mg/dl高値の場合・・・脱水症、重症心不全、消化管出血、腎炎、尿毒症、ネフローゼ症候群、腎結石、尿管閉塞、膀胱腫瘍 主に腎臓機能の障害がわかります。

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